野球のユニホームにヨコ縞がない理由 服飾史研究家に聞く

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 熱戦続く甲子園。各校のユニホームを見ていて気になった。なぜ、タテ縞(じま)はあるのに、ヨコ縞はないのか? プロ野球でもヨコ縞は見たことがない。

 衣服のルーツに詳しい服飾史研究家の辻元よしふみ氏によると、「野球というスポーツの歴史と特性に関係しています」という。

 米国で野球のユニホームが生まれたのは、19世紀半ば。当時は、衣服に柄という概念がなく、無地ばかりだった。ところが、19世紀後半になると、そのころの紳士服の流行を意識して、タテ縞のユニホームが登場した。ではヨコ縞は……。

「ヨコ縞は、そもそもとっぴな柄で、囚人や道化師が着るものでした。あと船乗りも魔よけとしてヨコ縞のシャツを着ていました」

 ヨコ縞が一般的に普及し始めたのは20世紀もかなり入ってから。そのころ登場したジャージー素材とともに、ラグビーやサッカーなどには早くから取り入れられたが、クラシックを重んじる野球には浸透しづらかった。

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