奥野修司
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奥野修司ノンフィクション作家

▽おくの・しゅうじ 1948年、大阪府生まれ。「ナツコ 沖縄密貿易の女王」で講談社ノンフィクション賞(05年)、大宅壮一ノンフィクション賞(06年)を受賞。食べ物と健康に関しても精力的に取材を続け、近著に「本当は危ない国産食品 」(新潮新書)がある。

「産直」「朝取れ」は有機野菜とはまったく関係がない

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 ちなみに、アメリカには有機専門のファーマーズマーケットもあるが、意外に値段は高い。もしも有機野菜を安く売っていたら、何か訳があると疑ったほうがいいだろう。

 今後、有機野菜が広がるかどうかは、それを買う人、食べる人がいるかどうかだ。一人でも多く買ってくれる人がいれば、有機栽培に取り組んだ彼らの苦労も報われるはずである。

 前回につづき、有機野菜を宅配してくれる業者を、いくつか紹介しよう。

 関西を中心に有機野菜の宅配を展開するのが「ビオ・マルシェ」。有機野菜でも露地野菜にこだわる「ココノミ」は、本社は関西でも九州産野菜を多く扱っている。他に九州産野菜を扱うのが熊本の「ピュアリィ」。

 実は、今回私が聞いた宅配会社で九州産野菜を扱っているのがこの2社だったが、もっと増えてもいいと思う。有機栽培というのは、土壌によって作りやすい土地と作りにくい土地があり、熊本や鹿児島のように火山灰土は作りやすいからである。

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