カネ・技術・農地確保 公的支援制度を利用すべし

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 5万5670人――。農林水産省の「平成29年度新規就農者調査」によると、昨年度に新たに就農した人は5万人を超えた。

 これには、高校、大学を卒業して実家の農業に従事する人、定年して実家の農業を継いだ人、脱サラして農業法人に就職した人、ズブの素人からの転職組などが含まれる。数の上では、前年度より約7%減。だが、食料自給率の低下がささやかれる中、「49歳以下」の就農者が過去最多の2万760人という朗報もある。

 ただ、現実問題として新たに農業を始める場合、資金や技術、農地の取得などさまざまな問題が立ちはだかる。実家が農家なら土地の心配だけはないが……。

 実は、新規就農者へのサポートはすでに多くの自治体で実施している。中でも有名なのは、国が実施する「農業次世代人材投資事業」だ。字ヅラは難しそうだが、要は新たに農業を始める人に一定期間、所得確保の意味合いで“資金援助”をしましょうというもの。

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