「イラン原油」輸入停止は侮れず…値上げの“大寒波”襲来か

公開日:

 総務省が21日発表した8月の全国消費者物価指数(生鮮食品を除く)は、前年同月比0.9%上昇した。プラスは20カ月連続。主な要因は原油高である。ガソリン16.2%、灯油22.3%、電気3.1%と上昇。資源エネルギー庁発表のレギュラーガソリンの店頭価格(18日時点)も1リットル153.70円と3年9カ月ぶりの高値水準で、150円超えは17週連続だ。

 だが、これは序の口。今後、さらなる原油高が予想され、値上げラッシュが襲ってきそうなのだ。口火は10月からのイラン産原油の輸入停止である。

 米国のイラン制裁を受けて、日本の元売り各社は10月からイラン産原油の輸入を停止する見通しだ。日本の輸入原油のうちイラン産は5%だが、実はとても人気があるのだ。「石油情報センター」の担当者が言う。

「イラン産原油は硫黄分が多く、かつ重質で、決していい品質とは言えません。松竹梅でいえば、梅ですね。ただ、日本には、悪いなりのイラン産原油に適した装置も多い。つまり、使い勝手がいいのです。また、数年前からイランは、安い価格で輸出するようになっています。制裁の動きを受けて、直近は特に安値攻勢をかけています」

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

最新のライフ記事

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    売り込みは好調も…河野景子“豪邸ローン2億円”の逼迫台所

  2. 2

    劇的試合続くも外国人記者ソッポ…錦織圭はなぜ“不人気”か

  3. 3

    CM中止で加速…NGT48イジメの構図と暴行事件の“犯人”探し

  4. 4

    参院選まで半年…野党共闘を阻む立憲・枝野代表の背信行為

  5. 5

    全豪OPで話題…大坂なおみが“スリム”になった深~い理由

  6. 6

    毎勤不正で新疑惑「数値上昇」の発端は麻生大臣の“大号令”

  7. 7

    NGT48メンバー暴行事件を追及 “敏腕ヲタ記者”の評判と執念

  8. 8

    NGT48メンバーは自宅に男が 地方アイドルが苦しむジレンマ

  9. 9

    早とちり小池知事…都が鑑定の“バンクシー作品”には型紙が

  10. 10

    NGT暴行事件の黒幕か アイドルハンター“Z軍団”の悪辣手口

もっと見る