松野弘さん<3>異動した国際広告局はヒマな時間がなかった

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 電通入社2年目、松野さんは国際広告局に異動になる。そこは、約200人もの大組織。同社の精鋭たちが集まるセクションで、最初の部署と打って変わって「ヒマな時間がほとんどない」ハードな部門だった。

「ボクは英語とフランス語が出来たので、たった1年でこっちに引っ張られたんです。担当は媒体部で、最初は東南アジアとオセアニアの担当。要するに、日本の企業が外国のメディアに広告を出稿する際のメディアの仲介役です。たとえば、日本の自動車メーカーがニュージーランドの新聞や雑誌などに広告を載せるとき、その英語で作った原稿をチェックする。あるいは、日本の紅白歌合戦を香港のテレビ局に売るときの広東語のキャプション作りもありました。

 外国人メディア部長と打ち合わせしたり、夜、接待する機会はドッと増えて、ヒマな時間などまるでない。“仕事は適当にやり過ごして、お金を貯め、チャンスがあったら大学に戻る”というボクのもくろみはもろくも崩れ去ったというわけ。あの5年くらいは本当によく働いたなぁ。アッハッハ」

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