川又幸彦さん<3>橋本龍太郎、宮沢喜一を殺すまで死ねない

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「本日、人身事故のため電車が遅れ……」

 駅のプラットホームでよく聞く日常のアナウンスだ。その瞬間、誰かの命が失われているかもしれないのに、もう気にも留めない自分らがいる。

 バブル崩壊後、川又さんは、その“電車を止める側”になりそうなことがあった。

「94年でしたか、電車に飛び込もうと思い、寸前で思いとどまったことがありました。電車が止まっても今は慣れっこになり、誰も驚かなくなりました。私はむしろ、こちらの方に驚きます。我が国の自殺者数は14年連続して3万人を超えていましたが、昨年の自殺者数は2万人程度にまで減ってきています。しかし、実際の自殺者数はそんなに減っていないような気がします。というのも、遺書のない遺体は変死体にカウントされ、その変死体数が急激に増えているのです。国としては自殺が減ったことを誇示したいのでしょうが、今も頻繁に電車が止まるのはなぜでしょうか」

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