永井紗耶子さん<5>理不尽に怒る新聞社の担当を鎮めた方法

公開日: 更新日:

 フリーのライターとして企業を取材したことで作家の道が開けたが、順風満帆だったわけではない。当時はまだ、フリーランスを理解せず“下請け”のように扱う人もいた。

「ある新聞社の担当者には、出した記事に対し、電話で理由も告げずに『こんなんじゃだめだろう』と唐突に怒りをぶつけられました。『何がですか』と問い返すと、『何がですかじゃねえだろう』と、終始、上から目線の命令口調。私は“一緒に紙面を作る者”として話そうとしましたがまるで通じない。困り果てて電話を切りました。ただこのままでは仕事にならない。試しに声のトーンを変えてもう一度、『さきほどおっしゃっていたことですが、どうしたらいいですか。悩んでしまったので、教えていただければと思いまして』と穏やかに話をすると、『ん、だからね』って態度が急に変わった。このときの経験から、どんな相手でも伝え方ひとつで、争わなくても意見は伝わるし、仕事はできると学びました。無駄に戦うと疲弊するし、損をしますから」

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

最新のライフ記事

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    竹内結子さん急死 昵懇だった三浦春馬さんの死と自身の不調

  2. 2

    巨人のドラフトとFA補強にソフトBの壁 争奪戦ガチンコ必至

  3. 3

    山口達也逮捕の裏に“臨時収入”か TOKIO再結成は完全消滅

  4. 4

    竹内結子さん急死の謎 家庭と仕事の両立に金銭的な重圧も

  5. 5

    収入すべてを使い切る生活 今の暮らしでは4年後に老後破綻

  6. 6

    巨人と阪神が熱視線 ドラ1候補近大・佐藤の気がかりなキズ

  7. 7

    原巨人がついに着手する“リストラ”作業 FA補強の影響は?

  8. 8

    阪神には行きたくない 糸井2世も敬遠する球団の構造的欠陥

  9. 9

    虎フロントは今オフ大刷新 2度目のクラスターに親会社激怒

  10. 10

    スガ友人事横行 異例抜擢“秋田つながり”柿崎補佐官の評判

もっと見る