永井紗耶子さん<5>理不尽に怒る新聞社の担当を鎮めた方法

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 フリーのライターとして企業を取材したことで作家の道が開けたが、順風満帆だったわけではない。当時はまだ、フリーランスを理解せず“下請け”のように扱う人もいた。

「ある新聞社の担当者には、出した記事に対し、電話で理由も告げずに『こんなんじゃだめだろう』と唐突に怒りをぶつけられました。『何がですか』と問い返すと、『何がですかじゃねえだろう』と、終始、上から目線の命令口調。私は“一緒に紙面を作る者”として話そうとしましたがまるで通じない。困り果てて電話を切りました。ただこのままでは仕事にならない。試しに声のトーンを変えてもう一度、『さきほどおっしゃっていたことですが、どうしたらいいですか。悩んでしまったので、教えていただければと思いまして』と穏やかに話をすると、『ん、だからね』って態度が急に変わった。このときの経験から、どんな相手でも伝え方ひとつで、争わなくても意見は伝わるし、仕事はできると学びました。無駄に戦うと疲弊するし、損をしますから」

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