医療費が大幅減 新潟魚沼エリア「糖尿病撲滅運動」の足跡

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 “住めば都”とはいうものの、できることなら老後も安心して暮らせるような町に住んでみたい。交通の便、医療体制、治安、災害が少ない等々、“安心”の要素は多々あれど、やはり医療は欠かせないだろう。今週は、地域ぐるみで健康長寿を目指すエリアを全国からピックアップ、その活動内容と成果を追う――。

 ◇  ◇  ◇

 新潟県の南東部、魚沼エリアは全国有数の米どころ、豪雪地帯として知られる。魚沼市、南魚沼市、十日町市、湯沢町、津南町の3市2町に約16万人が暮らす。この魚沼圏域で、「プロジェクト8(エイト)」なる糖尿病総合対策がスタートしたのは、2008年のことだ。

 プロジェクトの発案者のひとりで、魚沼市内の開業医「上村医院」の上村伯人院長がこう言う。

「当時、県の医師会の実態調査で血糖値のコントロールが出来ていない患者が多かった、糖尿病の合併症が増えると医療経済的に負担が大きいのでその対策、圏内に専門医が少ない……など課題がいくつかありました。こうした状況で、私たちはまず、ヘモグロビン(Hb)A1cが8%を超える糖尿病患者たちをなくそうと、さまざまな取り組みを始めたのです」

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