食べるつもりが…マレーシア女性がアヒルを飼い始めたワケ
マレーシアの首都クアラルンプールで、アヒルをペットにしている女性が話題になっている。経緯がユニークなのだ。
マレーシアの英字誌「スター2」(1月29日電子版)によると、この女性は保険外交員のエリカ・リムさん(39=写真)。
エリカさんは2017年6月に、「バロット」を食べようと思って、ベトナム料理店でアヒルの卵を買った。「バロット」は、孵化直前のアヒルの卵を茹でたもの。中からヒナが出てくるわけで、日本人にはちょっと馴染みがないが、フィリピン、ベトナム、中国などで普通に食べられている。
エリカさんが買ったのは、まだ加熱していない卵。「これって本当に有精卵なのかな?」。ふと疑問に思ったエリカさんは卵を茹でないで、発砲スチロールと発熱ランプを組み合わせて作った即席のインキュベータ(孵卵器)に卵を入れて様子を見ることにした。