独身者同士の社内恋愛…上司や同僚には隠すのがマナー?
「交際する=結婚を前提」という暗黙の了解が昔は確かにありました。そのせいか、社内恋愛中のカップルは「結婚します」と発表するその日まで、たとえ独身同士であっても交際を隠し通す人が多かったものです。
でも、今や平成も終わろうとしている時代。恋愛や結婚に対する考え方が大きく変わってきています。結婚が人生のゴールではないし、「交際=結婚」とも限らない。社内恋愛は隠し通しましょう、という時代ではなくなったように思います。勤務する会社が、社内恋愛をよしとするか否か。大事なのはそこを見極めること。社内恋愛を禁止とする会社もあります。一方で、社内恋愛が特に禁止されていないなら、交際をひた隠しにする必要はないのではないでしょうか。
ただ、社内恋愛では仕事関係の話は要注意。登場人物がどんな人かお互いよく分かっているので、愚痴や不満もヒートアップして相手に話してしまいがち。たとえ社内の人間といえども、部署の機密事項を相手に話してしまわないようにしてくださいね。
SNSの使い方も慎重に。今の時代、2人の写真や動画をSNSにアップするのは当たり前になっています。 でも、例えば、互いに有給休暇を取って旅行に出かける様子を、内心快く思わない上司もいるかもしれません。あまりにも無防備に2人の情報をアップするのは考えもの。上司や取引先の方とSNSでつながっている場合は、「これを見たらどう思うだろう」と考えてから、投稿することをお勧めします。