著者のコラム一覧
大岡玲作家

1958年生まれ、東京外大卒。「黄昏のストーム・シーディング」で三島由紀夫賞。「表層生活」で芥川賞。小説執筆の他に書評、美術評論、ワインエッセーなど幅広い分野で活躍。「本に訊け!」「男の読書術」「新編 ワインという物語 聖書、神話、文学をワインでよむ」などの著作がある。東京経済大教授。

【象徴】波瀾万丈の末にたどり着いたファンタジーの天皇制

公開日: 更新日:

 新元号も決まり、いよいよ平成が終わる。この2年半ほどというもの、いろいろ世間は騒がしかったが、その発端は言うまでもなく2016年8月8日に全国放送された今上天皇の「おことば」「お気持ち表明」だ。明言は丁寧に避けられていたが、天皇本人による退位の意向表明がテレビの画面から流れ出て… 

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