タピオカマニアも含まれる…学生の7割が「オタ活」に夢中
朝活、就活、婚活、妊活、終活、温活、ソー活……と〇活が増殖中だ。年頃の息子や娘を持つ親にとっては、「オタ活」も気になるところ。キャッシュレス決済の「カンム」のアンケートによると、学生(中学~大学・院生)の実に73%がオタ活をしていると答えている。
オタ活とは、アニメや鉄道、アイドルのおっかけなどオタク趣味に没頭する活動のこと。ただし、部活の活のように“努力”するような前向きな意味に捉えている。
「漫画やアニメといったインドアな趣味ばかりでなく、夏フェスやライブイベントに友人らと誘いあって行くような活動もあります。親世代が思い浮かべるようなネクラなイメージでは捉えていないことがわかります」(「カンム」広報担当者)
女子高生にブームのタピ活(タピオカ)のように、何かしらのファンとして買い物や消費することもオタ活の一部に含まれる。
「オタ活支出を問う質問もしてみたところ、アルバイトをしている学生は月に1万~3万円を支出している人が最も多かった。アルバイト収入は3万~5万円程度ですから、約半分を趣味に充てていることになります」(前出の担当者)
オタ活で困った経験の1位も「自由に使えるお金が少ない」(81%)だった。昔の学生はアルバイト収入どころか、“借金”をしてまでバイクやギターなどの趣味に支出していた。それを考えると、今の学生はつつましさが目立つ。