河合敦さん<5>進学校でやっと日本史だけを担当できて感激

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 2004年、河合さんは都立白鷗高校に異動になった。当時から進学校として知られた伝統校だ。かつ、東京都が決めた小石川、両国など10校の“中高一貫校”になることが決まっていた。赴任早々、その開設準備室の担当になった。

「とにかく、大学受験に役立つ教材研究に大わらわの毎日でした。目指すはMARCH以上。場合によっては東大レベルの入試問題が解けるレベルの授業をするためです。授業の合間の休み時間は、大半がそのためにノート作りをしていたし、効率的な授業をするため各校の過去の入試問題を徹底的に研究して穴あきファイルにとじ込んでいました。都立の教員になって、初めて日本史に特化した授業を受け持つことになって、教壇に立っては、“そうだ、自分はココに来たかったんだ”と感激しましたね」

 仕事の中身に感激しただけではない。生徒たちの態度にも随分驚いた。

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