NHKでも一択 有機栽培の肥料は「発酵油かす」で決まり!
ホームセンターや園芸店の肥料売り場に行くと、トマト、イチゴの肥料などなど、実にさまざまな商品が所狭しと並んでいます。ホント、プロの私ですら一瞬目移りしてしまうことがあります。
じゃあ、何を買えばいいのか。私の場合、有機肥料なら粉状の発酵油かす、土壌改良材はバーク(樹皮)堆肥のみです。9年間出演しているNHKテレビ番組でも、これしか使いません。
有機肥料=クサい! そんなイメージないですか? 有機肥料の原料は、菜種油の搾りかすに代表される植物の残渣や動物の排泄物などです。聞いただけで、もうクサいこと間違いなしですが、決してそんなことないんですよ。
なぜか? 植物がこれらを肥料として根から吸収するためには、微生物や菌たちのお手伝いが必要です。実は彼らが分解する過程において出すガスや熱が、悪臭に拍車を掛けているんです。私がお勧めする有機肥料の発酵油かすは、工場でこのクサい過程をほぼ終わらせており、植物がすぐ肥料として取り込める状態にして売られているのです。