加藤健一さん 帰郷のたびに母が買いに走った“モチガツオ”

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 魚ではなんといってもカツオが一番。カツオはとってすぐ食べないと味がガクンと落ちてしまう。釣ってすぐの新鮮な状態のカツオを地元では「モチガツオ」と言ってました。

 上京した頃、店でカツオの刺し身を食べたら、「これ何?」っていうくらいおいしくない。母に聞いたら「おまえが食べていたのはモチガツオだよ」と言われました。ぷりぷりした歯ごたえで、なんともいえない新鮮な魚のにおいなんです。

 無性に食べたくなって、それを食べるためにだけ帰郷したこともあります。そのたびに母が買いに走る。村でも扱っている魚屋は一軒だけだったので、その店がなくなってからはモチガツオ食べたさに、高知や和歌山に行ったこともあります。和歌山に「けんけん釣り」という引き縄釣り漁法が残っていて、一本ずつ丁寧に釣り上げるので鮮度が抜群、まさにモチガツオなんです。最後に食べたのは10年以上前。沖縄の漁師料理の店でした。残念ながら、それ以来、お目にかかっていませんね。

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