樋田かおりさん<2>震災直後に退社も再就職が決まらず…

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 人との縁は人生を変える。身近にいる職場の上司は、なおのこと影響を受けやすい。

「2011年3月末をもって青森放送を退社することに決めました。特に説明するような深い理由もなく、4、5年後の自分を漠然と考えて決断しました。その少し前に副鼻腔炎にかかってしまい、一人暮らしの自宅で急に心細くなったのは事実です。里心がついたというのが正しいのかもしれません」

 青森放送にはリンゴがモチーフのキャラクター「らぶりん」がいるが、樋田さんは“歌のお姉さん”としてテーマ曲を歌ったこともある。落ち着いた物腰からお姉さん的な印象を受ける。確かにしっかりはしているが、そこはまだ20代半ばの女性だ。

「すでに退社は決まっていましたが、そのときに起きたのが東日本大震災でした。未曽有の大震災に職場の同僚たちは寝食を忘れて取材に駆け回っていた。そんなときに職場を去るという行為は同僚に対する裏切りであり、辞表を出す前に戻れるのなら戻りたいと本気で逡巡しました。とにかく申し訳ない気持ちでいっぱいでした」

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