工藤広伸
著者のコラム一覧
工藤広伸介護作家・ブロガー

1972年生まれ。既婚。介護ブログ「40歳からの遠距離介護」を執筆中。40歳で祖母と母のダブル介護。2度の介護離職を経験。著書に「認知症介護で倒れないための55の心得」(廣済堂出版)など。最新著の「ムリなくできる親の介護」(日本実業出版社)が絶賛発売中。

ネット予約で新幹線代を節約して介護費の負担を軽減する

公開日: 更新日:

 遠距離介護で大きな負担になるのは、何といっても交通費だろう。

「わが家の1カ月の介護費用は平均5万7100円です。76歳の母は認知症と末梢神経疾患のシャルコー・マリー・トゥース病で要介護2。在宅介護ですが、遠距離介護です。費用の主な内訳は、東京―盛岡までの交通費が3万6600円と最も高く、続いて薬代の1万円、通院のためのレンタカー代が2500円、訪問看護と認知症の病院代がそれぞれ1000円になります」

 もちろん、食費や光熱水費などは別。家計経済研究所が発表している「在宅介護にかかる費用」では、1カ月平均が5万円。これに新幹線などの交通費が加わればさらに負担は大きくなってしまう。

■レンタカーは2500円

「介護で支出が増えるのは当たり前ですが、介護に時間を取られ、収入が減ってしまうケースも多い。介護施設を利用している方は軽く倍以上負担しなければなりません。わが家もそうですが、年金を充当しても、足が出るのは必至でしょう。そこで交通費の節約なのですが、新幹線はネット予約(JR東日本は、えきねっと)を使って、事前購入で30~35%引きになる『お先にトクだ値』のやまびこチケットを買っています。年間20往復近くするので、1年で12万円の節約になっています。他にも深夜バスを利用する方法もありますが、疲れが半端ないので、あまりお勧めはしません。また車は所有せず、格安レンタカー(12時間で2500円)を利用して通院に使っています。新幹線は料金が安い分、各駅停車になるので、1時間ほど余計にかかってしまいますが、その時間でブログを書いたり、本を読んだり、原稿を書いたりと無駄にはしません。あとはチケットを購入した後にスケジュールが変わった場合、払戻手数料が高いので注意が必要です。格安レンタカーは、走行距離13万キロのボロボロの日産マーチですが、走れば上等。自動車税を払わなくて済むのと、走った分のガソリン代だけなので助かっています」

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