管理状態で価格差がつかない日本のマンション事情<下>
住まいを購入する際、ほとんどの人が閲覧する不動産情報サイト。しかし、そこに掲載されている中古マンションは、管理状態までは開示されていないため、個々の物件によって建物の状態は千差万別だという。
しかし、立地、戸数、間取りなど条件が同じであれば、管理状態のいかんにかかわらず、同じ値付けをされるとのこと。多くの人にとって、その良しあしを見極めるのは難しいだろう。そのため、欠陥マンションをつかんでしまったなんてことも起こり得る。実際、東京都心を中心に不動産価格が高騰している中、比較的手ごろな築古のリノベ物件が人気を集めているが、建物のコンディションを知らずに、管理不全のマンションを購入してしまうケースもあるという。
そこで、新たにサービスを開始したのが、中古マンションの管理状態を可視化し、優良物件のみを掲載する「BORDER5(ボーダーファイブ)」という不動産情報サイトだ。