イギリス紳士の黒靴か イタリア男の茶靴か? それが問題だ
会社に履いていく靴は黒靴だろうか、茶靴だろうか。
スーツの色柄を問わず、何にでも合わせられるのは黒靴だ。
無難に思われるかもしれないが、フォーマルスタイルに合わせるもっともステータスの高い革靴は、黒のカーフと決まっている。
経営者や役職付きなど、ステータスの高いビジネスマンならば、「正装」として堂々と黒靴を履いてもらいたい。
「黒靴はおじさんっぽいから」という若いサラリーマンや、自分は多少おしゃれに心得があると思い込んでいる人ほど茶靴を履く傾向にある。そして大抵の場合、それはコーディネートとして失敗していることが多い。どうにも足元だけ浮いて見えるのだ。
紳士の装いに足元が目立ち浮いてしまうのは、「浮足立つ」につながるため、好ましくない。