池田保行
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池田保行

メンズファッション誌を中心に、ビジネススーツなどメンズスタイルについて執筆するファッションエディター&ライター。

良質な靴は安価なスーツでも高級スーツに見せてくれる

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 よく「足元を見られる」と言うが、確かに「男の度量」は靴に表れる。良い靴を履いていれば懐に余裕があるように見え、よく手入れされた靴を履いていれば丁寧で面倒見がよい人物か、あるいは良妻を持つ、円満家庭の夫に違いない。

「もっとも投資すべきは靴である」と、希代の服飾評論家であった落合正勝氏はその著書で書いた。「服には流行があるが、靴は流行遅れにならないから」という理由だが、厳密には数年前に大流行したトンガリ靴は「時代のあだ花」としても、つま先の丸さが大きくなったり小さくなったり、甲にストラップが2本付くダブルモンクがはやったりと、デザイン面のトレンドはある。しかしながら10年前のベーシックな靴ならば、いま履いても違和感はない。だが10年前のスーツはいま店頭に並んでいるスーツとは違う。ラペル幅や着丈はセンチ単位で差があるのだ。気にならない人にはどうでもいいことだが、見る人が見れば「ああ、この人は自分自身をアップデートできないのだな」と思われかねない。

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