アラ還同士で再婚も…親の介護問題が浮上し経済的に不安
【I家の現状】夫(62歳)は再雇用で働く。妻(60歳)は自営で、60歳以降、仕事をセーブ中。
Iさん夫婦は、1年前に結婚したばかり。再婚同士で互いに子どもがいますが、すでに独立しています。妻が60歳となり、自営になって仕事量が減るのを待っての結婚だそうです。
それぞれ長年の習慣が異なり、妻は自営業の経費などもひっくるめて家計管理をしており、基本的に必要な部分以外には支出しない方針です。
対して夫は、仕事が忙しかったため、食費や水道光熱費、電話代などへの支出は全く気にしてきませんでした。そのせいか、夫は退職金が入るまでの貯金は約50万円。妻は小規模企業共済からお金が出るまで貯金は0円です。いまのところ、もらった退職金に手を付けずに暮らし、何とか2600万円余りの貯蓄額を保っています。