学生時代の友人とは疎遠…本音で話せる人がいないあなたへ
人はひとりでは何もできません。生まれてすぐは、親や周囲の人々が、「いつか自立した大人になるように」と願いをかけ、一生懸命育ててくれます。育てられながら、人は次第に自分の足で歩き、ご飯を食べ、どんどん何でもできるようになっていきます。
学校に通うようになると、先生がさまざまなことを教えてくれ、友達や仲間もできます。そして社会人になると先輩や上司からの教えを受け、ようやくひとりである程度のことができるようになるのです。
さて、問題はそこからです。社会に出ると、自分でかじを切って人生を歩まなければならなくなる。学生時代とは異なり、仲間や友達となれ合いながらでは生きてはいけない。仕事上の仲間はできるでしょうが、それは共に闘う戦友でもあり、ライバルでもある。本当の意味で心開けないような環境に身を置かねばならず、孤独を知り、周りがみんな敵に感じることもあるでしょう。