森林火災でやけどのコアラ支援に立ち上がった編み物愛好家
先月発生した「過去最悪」とされるオーストラリアの森林火災。焼け出され、やけどを負ったコアラを支援するために、世界中の編み物愛好家らが立ち上がり、注目を集めている。
米ニュースサイトGNN(11月29日付電子版)などによると、火災発生以来、数十頭のコアラがやけどで動物病院で治療を受けている。
やけどで多いのが足の裏。治療後、大切なのは足を保護することだ。そこで動物愛護団体などは、編み物愛好家などにコアラの足を保護するミトンなどを作って動物病院に寄付してほしいと訴えた。
素早く反応したのが、オランダの編み物愛好家グループ「キルト・ショップ100」のメンバーたち。すでに400組のミトンを作り、オーストラリアの動物病院に送ったという。
コアラ救済の中心となっている「Animal Rescue Freecycle Craft Guild(ARFCG)」によると、ミトンはすでに十分足りているが、毛布などが圧倒的に不足しているという。