10歳で天涯孤独に…ベトナムの僻村で自給自足のタフな少年
ベトナムで天涯孤独の身になった10歳の少年が、たった1人で自給自足の生活を送り、注目を集めている。
ベトナム紙「ラオ・ドン」(11月25日付電子版)などによると、この少年はベトナム東北部トゥエンクアン省の山間部の僻村に住むダン・バン・クェン君。
クェン君が4歳の時、母親が夫以外の男性と駆け落ち。父親も出稼ぎに出て行ってしまったので、祖母と暮らすようになった。
しかし、その祖母まで再婚するため別の村に行ってしまった。クェン君は父親が帰ってくることを心の支えにしながら、それまで暮らしていた祖母の家に1人で暮らすように。
そして11月15日。クェン君の父親は建設現場で起きた事故のため、亡くなった。その結果、クェン君は完全に天涯孤独の身に……。