日本で相次ぐ24時間営業廃止 ドイツの働き方と比較すると
24時間営業の見直しを進める「すかいらーくHD」が傘下のファミリーレストラン「ガスト」「ジョナサン」など約150店の24時間営業を4月までに全廃する。その一方で早朝営業に力を入れる店舗は増えている。
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深夜に煌々と輝くネオンサイン。日本の経済発展の象徴でもあった「24時間営業」。そのさきがけで、1972年に日本で初めて24時間営業を始めた「すかいらーく」が系列全店舗の24時間営業を4月までに廃止する。
「営業終了時間を何時にするかは、まだ決まっておりません。来客数などのデータから判断することになります」(すかいらーくHD・CEOオフィス担当者)
拡大路線だったマクドナルドも店舗数の縮小、深夜営業を見直す動きになっている。2012年のピーク時には半分以上の1857店が24時間営業を行っていたが、現在は大幅に減っている。