「鉛温泉」岩手県花巻市 “包まれてる”立ち湯の水圧を実感

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 湯治といえば温泉地に長期滞留して病気などの療養を行うことだが、医学が進歩した今はひなびた温泉場の雰囲気を味わうのが目的の人も多い。ビジネスホテル代わりに利用するサラリーマンもいるそうな。

 “ひとり温泉”愛好家にとっても、1人泊まりが嫌われがちな普通の温泉旅館に泊まるより、よっぽど気が楽。むしろ余計な接客や豪華な食事に金を出すくらいなら、その分を良い温泉につかる日数に充てたい。

 岩手県は花巻温泉郷にある、「鉛温泉湯治部」は、JR花巻駅からバスで1本、約30分。気軽に湯治場風情を味わえる。昔ながらの湯治場だが、HPがあり、ネット予約もできるなど、身近な存在だ。実際行ってみると、温泉好き女子たちがいたり、Wi―Fi完備だったり、“ガチ”な湯治場をイメージして行くと肩透かしを食らうかもしれない。

 とはいえ、旅館のシンボルともいえる混浴大浴場「白猿の湯」の存在感というか、神々しさには、思わず息をのむ。伝説では約600年前、ここの温泉主の遠祖が1匹の白猿が湧き出る湯で傷を癒やしているのを見たのが由来だという。地階から3階までの高い吹き抜けの壁。掲げられた「湯治の方法」の古びた文字が、長い湯治場の歴史を物語る。

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