牧野伊三夫
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牧野伊三夫画家

1964年生まれ。画家。美術同人誌「四月と十月」同人。著書に「かぼちゃを塩で煮る」(幻冬舎)、「僕は、太陽をのむ」(港の人)ほか。北九州市情報誌「雲のうえ」、飛騨産業広報誌「飛騨」編集委員。

ヤーコンのほっこりとした風味に南米の思い出がよみがえる

公開日: 更新日:

 家の近くに、JAがやっているファーマーズマーケットがある。周辺の農家で採れた新鮮な農作物を売っているのだが、ここでは時々、珍しいものに出合う。サンザシやヤマボウシの実、むかごなどが売られていたりする。先月は「ヤーコン」という山芋とレンコンが合わさったような形の不思議な食材が売られていた。

 梨のような食感と、さつま芋のような甘味があると手書きの説明が添えられていて、一体どんな味かと想像してみたが、いまひとつよく分からない。消化を助け、究極のダイエット食品だとも書いてあり、久しぶりに見る未知の食材に少しどきどきした。

 名前の語感からして沖縄か奄美あたりのものだろうか。店の人に産地を尋ねると、棚から野菜辞典を取り出して調べてくれ、南米原産であることが分かった。油で炒めてもよいが、生のままサラダにして食べることもできるらしい。

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