ヤミ市がルーツ 門前仲町・辰巳新道の昭和横丁でハシゴ酒

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 飲み屋横丁=昭和のイメージがあるのは、その成り立ちに理由があるだろう。新宿西口の思い出横丁も池袋美久仁小路も戦後のヤミ市がルーツ。焼け野原の駅前に雨後のタケノコのように生まれた屋台が一区画にまとめられたのが東京の横丁の始まりだ。

 門前仲町の「辰巳新道」もそのひとつ。戦後復興期、門前仲町近辺には都電が走っており、電車通りに夕方になると、煮込み、焼きとり、おでん、天ぷら、串かつ等の屋台が出て賑わった。それらが都の条例で1カ所に集められたのが昭和25年3月のこと。辰巳とは江戸城から見て辰巳(東南)の方位に当たることから来ており、深川遊郭の芸妓を指す「辰巳芸者」にも使われている。

 辰巳新道は、清澄通りから一本入った路地裏にある。小路の両側には二十数軒の飲み屋。ターミナル駅の横丁に比べたら規模は小さいが、外国人観光客の侵食が比較的少なく、昔ながらの風情を保っている。筆者も何軒か馴染みの店があるものの、コロナ禍以降ごぶさた。久しぶりに訪ねてみた。

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