藤田崇義
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藤田崇義

1974年、京都市出身。中1で“乗り鉄”に開眼し日本中の鉄道を乗り歩く。高2のとき当時の“JR全線完乗”を達成。以後、海外の鉄道へ関心を移す。現在、国内鉄道全線完乗に挑戦中。

ぐんまワンデー世界遺産パスで下仁田木造駅舎と商店街散策

公開日: 更新日:

 6月19日、待望の「不要不急の県跨ぎ移動」が解禁されたのを受け、私も久しぶりに近郊へ出かけてきた。「ぐんまワンデー世界遺産パス」という2240円で群馬県のJR・私鉄のフリーエリアの普通列車が一日乗り放題となる切符を使ったのだが、フリーエリア内で買わねばならないため、一旦深谷に立ち寄る。

 深谷は深谷で「政治停車」のイメージしかなかったけれど、いざ降りてみると駅舎が東京駅を模した外観をしており驚く。渋沢栄一記念館も近く、大河ドラマの2021年から新札発行の2024年にかけて、この駅も賑わいを見せるのだろう。

 さらに北上し、高崎で上信電鉄に乗り換える。待っていたのはホワイトタイガー模様のJRのお古だったが、車内は明るく改装され、Wi-Fiまで完備していた。富岡製糸場や群馬サファリパークに近い上州富岡までは40分弱で、渋沢栄一と絡めた「明治の殖産興業に触れる旅」ならここで降りればよいが、上信電鉄の終点は下仁田、下仁田といえばネギ。この辺りから肝心のネギ畑が目につき出す。終点間際では渓谷が現れるし、車窓が目当てなら、冨岡で引き返すのはいささかもったいない。

 さて下仁田には何があるのだろう……と木造駅舎を出て中央通り商店街を歩くと、両脇に迫る建物の群れに、まるで昭和にタイムスリップしたかのような錯覚に陥る。昼前だったためか、理髪店しか開いていないのも昭和の週末らしかった。駅前でありついた卵もソースも使わない下仁田かつ丼もうまかったが、コロナのため「群馬デスティネーションキャンペーン」の多くの企画が中止となる中、ここの「下仁田かつ丼の会スタンプラリー」は再開され、11月末まで有効の台紙も貰えた。今度は普段の賑わいの戻る平日に再訪したいと思う。

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