コロナ禍でホステスは今…銀座ママが語るネオン街のリアル
5月25日に緊急事態宣言が解除されてほぼ2カ月。新型コロナウイルスの感染拡大は衰えを見せず、この先も予断を許さない。コロナといえば“夜の街”が国と東京都から目の仇にされているが、銀座の夜はどんな状況になっているのか。3店舗を経営する銀座のオーナーママに、コロナ禍のホステスの日常を日記風につづってもらった。
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■常連さんの「とりあえずコロナ!」にシーン
新型コロナの感染拡大で、夜の銀座の人通りが目に見えて少なくなったのは2月半ばごろ。当時は「あそこ、コロナが出たよ」といった感じで風評が飛び交っていました。それが次第にエスカレートして、「あの店はコロナが発生して危険、だからうちへ来て」みたいな、銀座らしからぬお店同士のたたき合い、お客さんの取り合いに発展することもありました。