松田壽さん<2>退職後「地元の付き合い広げたい」と大学へ

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松田壽さん(69歳・工業高校卒)#2

 61歳で完全リタイアし、「もう働かない。楽しく生きる」と決意した松田さんは、「これまでは仕事一辺倒の生活だったので、もっと地元の付き合いを広げたい」と考えていた。

「ちょうど市の広報で、“彩の国いきがい大学”(『彩の国いきがい大学』は2020年から『埼玉未来大学』に刷新された)の募集を見つけ、入学しました。付き合いも趣味も一気に広がりました」

 この「いきがい大学」の目的は、学んだことを地元に貢献すること。そのため、卒業生の多くは、卒業後ボランティア活動に参加する。ボランティア活動といっても、介護・福祉活動から、音楽やマジックなどの特技の慰問披露、環境保全活動など多岐にわたる。その活動を取りまとめるグループがある。それが「いきがい大学伊奈学園ボランティア情報センター『イナ・ヴォイス』」だ。

 具体的には、ボランティア団体や地域の活動団体に登録してもらい、一般からの問い合わせ、たとえば、お年寄りたちを演芸で楽しませてほしいという要望があると、相応の団体を紹介する。また逆に、ボランティアを始めたいという一般の方の問い合わせには、団体を紹介するといった活動を行う。

「私は、4年でいきがい大学を卒業した後、イナ・ヴォイスに3年いました。登録された団体は当時120団体ほど。一般の方からの問い合わせも月に10件ほどありました。最後の1年は代表として、団体の取り組みを紹介・啓蒙するため講演することもありました」

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