もしもコロナになったら…保険会社の感染症対策商品を確認
コロナと保険(1)
いまだ終息の気配を見せない新型コロナウイルス。実際に感染してしまえば、仕事や生活への影響は計り知れない。いざというときのために備えておく方法はあるのだろうか。
太陽生命は9月1日に新型コロナウイルスを含む感染症を保障する医療保険「感染症プラス入院一時金保険」を発売した。この保険はコロナに加え、コレラ、重症急性呼吸器症候群(SARS)など、所定の感染症で1日以上入院した場合、最高40万円の入院一時金を受け取れる。保険料は30歳男性が月2680円、40歳男性が月3280円、50歳男性が月4700円などとなっている。また、災害や交通事故によるケガでも40万円が、所定の感染症以外の病気では20万円が一時金で受け取れる。いずれも1日以上の入院が対象。
実際にコロナに感染した場合、PCR検査の費用や治療費は公費で支払われるため、直接患者の負担はないが、入院するとなれば、身の回り品を用意しなければならないし、人によっては収入ダウンにつながる可能性もある。一時金でまとまった保険金を受け取れるのは、一定の安心感があるだろう。