神楽坂淳
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神楽坂淳作家

「うちの旦那が甘ちゃんで」(講談社)、「金四郎の妻ですが」(祥伝社)などの著書がある。

日本学術会議の任命問題は江戸時代の蛮社の獄と似ている

公開日: 更新日:

 最近、日本学術会議任命問題が騒がしい。

 学術会議の是非を問う気はないが、政権と学者の相性は江戸時代からあまりよくないようである。

 江戸時代、幕府に開国を唱えた学者たちを逮捕して投獄した事件があった。蛮社の獄という。政府の鎖国方針に従わずに開国を唱えたということで罪に問われた。

 モリソン号というアメリカ合衆国の商船が、日本の漂流者を助けて日本に送り届けてきた。が、幕府は、アメリカと交易していないという理由で砲撃して追い払ってしまった。渡辺崋山をはじめとする学者たちは、これを暴挙として論文や物語を書いて訴えた。このことをもって、幕府に悪意を持つということで、かなりの人数の学者が逮捕された。現代人の感覚からすると、鎖国を守るために反対者を死刑にするなどあり得ない。だが、当時の感覚としては「当たり前」のことであった。

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