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奥野修司ノンフィクション作家

▽おくの・しゅうじ 1948年、大阪府生まれ。「ナツコ 沖縄密貿易の女王」で講談社ノンフィクション賞(05年)、大宅壮一ノンフィクション賞(06年)を受賞。食べ物と健康に関しても精力的に取材を続け、近著に「本当は危ない国産食品 」(新潮新書)がある。

農薬の毒性に迫る最先端の研究成果…動物実験では精巣破壊

公開日: 更新日:
若者たちの将来が心配(C)日刊ゲンダイ

 5回目で、農薬の見えない毒性が少しずつ分かってきていると書いたが最先端の研究成果を少しだけ紹介したい。

 前もってお断りするがこうした実験は人間で行うわけにはいかず、ほとんどラットやマウスを使っている。同じ哺乳類のマウスで起こることは、人間でも起こりうるからだ。

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