夜8時まで営業する飲食店のホンネ…不安はコロナ収束後
白木屋などの居酒屋を展開するモンテローザが15日、都内337店舗のうち61店舗の大量閉店を発表。外食産業は緊急事態宣言で青息吐息だ。
【写真】この記事の関連写真を見る(21枚)
東京都中央区にある小料理屋の店主・大輔さん(40代=仮名)も「『夜はダメ』と“お達し”が出て、夜は諦めてランチに加えて朝食も始めようと考えていた矢先に、西村大臣が『昼もダメ』と言い出したでしょ。もう店を閉めるしかありません」とタメ息をつく。
もはや怒る気力すらないそうだ。
「まだ体力が残っている大手のチェーン店ならいざ知らず、ウチみたいにちっぽけな店は“お上”に従わざるを得ません。以前は夜8時までと言いながら、こっそり遅くまで営業していた知り合いの店も、今じゃ8時までにピタッと閉めている。下手に逆らって時短要請の協力金がもらえなくなったら、今度こそ本当に店を畳むしかないからです。どこももう余力がない」と大輔さん。