三枝成彰
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三枝成彰作曲家

1942年、兵庫県生まれ。東京芸大大学院修了。代表作にオペラ「忠臣蔵」「狂おしき真夏の一日」、NHK大河ドラマ「太平記」「花の乱」、映画「機動戦士ガンダム逆襲のシャア」「優駿ORACIÓN」など。2020年、文化功労者顕彰を受ける。

日本の組織には権力に立ち向かう気概を持つ人がいない

公開日: 更新日:

 日本の社会には、ひと時代前の感覚を持ったおじさんたちばかりが幅を利かせる現実がある。それを多くの人が許容している限り、残念ながら状況は変わりそうにない。

 日本の70~80代以上の男性の感覚は、渦中の森喜朗さんと似たり寄ったりだと思う。私の周りの同年代の男性にも、同じような気持ちでいる人は少なくない。

 だが、いちばんの問題は、いまの日本には権力に正面から立ち向かう気概を持った人がいないことだ。これは五輪組織委員会を含むすべての組織に言える。

 世間の表に立つのは男性の仕事で、女性は良妻賢母が理想であり、一歩下がって後ろからついていくものだという軍国教育のなごりがある時代に育った戦前生まれの世代には、女性が自由に発言するのをうるさいと思う肌感覚があるのだろう(かといって妻にはアタマが上がらない人が多いのだが)。

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