衝撃!新規コロナ感染者“減らない9県”が示す全国への蔓延

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 15日の新型コロナウイルス新規感染者数は昨年11月16日以来、3カ月ぶりに1000人を下回った。7000人前後で推移していた1カ月前からは激減だ。

■全国にウイルスがしっかり根付いている

 しかし、まだまだウイルスは全国各地にしっかり根付いている。感染ゼロ県はほとんどなく、むしろ、感染が拡大している県も見られる。第1波の時と比べても減り方が小さい。

 第1波の感染者数が743人と最大だった昨年4月11日、新規感染者がゼロだったのは岩手、長野、鳥取など10県しかなかった。しかし、同16日に緊急事態宣言が全国に拡大されると感染は減少に転じ、1カ月後の5月16日、新規感染者ゼロは35府県に増えた。宣言が全面解除された同25日は全国の感染者数は21人まで減り、大阪や埼玉など40府県が感染者ゼロだった。ほぼゼロコロナである。

 ところが、今回は地域限定の緊急事態宣言とはいえ、状況がまったく違う。11都府県に緊急事態宣言が拡大されてから1カ月余り経つのに、15日、新規感染者が確認されなかったのは秋田、山形、島根、長崎などたったの8県だった。西武学園医学技術専門学校東京校校長の中原英臣氏がこう言う。

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