コロナ禍に「寄付」で応援したい 必要な人に届く選び方
新型コロナウイルスの影響で、さまざまな人が打撃を受けている。一方で、自身はさほど影響は受けておらず、困っている人や業界を寄付で応援したいという人も多いだろう。しかし、どこにどのように寄付をすればいいのだろうか。
そこで、現在の寄付の状況を日本ファンドレイジング協会代表理事の鵜尾雅隆さんに聞いてみた。
「東日本大震災のときには、“義援金”のように被災者に一律に配るお見舞金のような受け皿制度がありました。しかし、今回は打撃を受けている人・分野が幅広く、寄付をしようと思うと、どこかの寄付先を選択することが必要です」
寄付先には、生活困窮者、医療関係者、アート・芸術・スポーツ系の活動、飲食店などが挙げられるが、まずどこを支援したいのか決めるのが先ということだ。方法としては、クラウドファンディングサイトで寄付を募っている団体やお店などを探すこともできる。