精神の豚による祭典「オリンピッグ」は中止にすべきである
東京五輪の開閉会式の責任者が、出演予定のタレント渡辺直美を豚として演じさせるプランを提案していたと「週刊文春」が報じた。統括を務めていた佐々木宏(電通出身)は昨年3月5日、開会式の演出を担うメンバーのグループLINEに以下のようなメッセージを送付。
〈ブヒー ブヒー/(宇宙人家族がふりかえると、宇宙人家族が飼っている、ブタ=オリンピッグが、オリの中で興奮している。)〉〈空から降り立つ、オリンピッグ=渡辺直美さん〉
小学生レベルの悪口である。センスも絶望的に古い。外野が「いじめ」なのか「いじり」なのかと騒ぎ立てていたが、これは本人がどのように受け取るかの問題。当事者である佐々木が「大変な侮辱となる私の発案、発信。取り返しのつかないこと」と謝罪し、渡辺が「普通に面白くない」「意図が全くわからない」「私がブタである必要性って何ですか」と言っている以上、これは「面白くもない侮辱」なのである。
しかし、勝手に真意を忖度したり、妄想を膨らませるやつが次々と出てきた。特にお笑い芸人の松本人志はひどかった。