自民党が歳費法改正を見送り 後向きだったのは二階幹事長

公開日: 更新日:

 当選無効は議員資格がないということ。そんな無資格者に税金を原資とする多額の歳費を支払う必要はないのは当然だろう。自民がゴーサインを出しさえすれば、すぐにでも改正法案はまとまるはずなのに、なぜ、見送るのか。

自民党PTの会合では、出席者から憲法49条(両院の議員は国庫から相当額の歳費を受ける)と改正法の整合性が問題視されていました。しかし、見送りの大きな要因は二階幹事長の発言でしょう。二階幹事長は8日の会見で、歳費法改正について『今国会でできればいいが、慌てふためいて良い結果になるか分からない。慎重にやりたい』と消極姿勢を見せていましたからね」(与党担当記者)

「政治とカネ」について「きれいになった」と胸を張った二階幹事長が、よりカネの流れを透明化、適正化する改正法に後ろ向きとは驚くが、裏を返せば、今、改正すると何か不都合なことでもあるのかと勘ぐってしまう。

 そもそも、安保法や共謀罪など国民が反対する法案は強行採決してでも無理やり成立させるのに、国民が求める法案は何だかんだと屁理屈を言って先延ばしする。これまで散々、憲法を軽んじてきた政党が、「憲法との整合性」を口にするのだから呆れるばかりだ。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

最新のライフ記事

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ファイザー製&モデルナ製のワクチン効果は1年続くのか?

  2. 2

    厚労省がワクチン“死亡事例”の詳細を公表しなくなったナゼ

  3. 3

    下戸の野口修が山口洋子の「姫」に足しげく通った理由

  4. 4

    植山直人氏「政府は命をなんだと思っているのでしょうか」

  5. 5

    台湾に激震!アストラゼネカ製ワクチン接種直後に36人死亡

  6. 6

    宮本亞門さん「私が一番心配なのは国民の心が折れること」

  7. 7

    小池知事「過度の疲労」でダウンの波紋…都ファは右往左往

  8. 8

    ワクチン副反応で新たな混乱“アセトアミノフェン薬”が品薄

  9. 9

    「孤独のグルメ」超人気を支える主演・松重豊の人柄と気合

  10. 10

    キムタク海外ドラマ進出も喜べない裏事情 よぎる山Pの失敗

もっと見る