抗体カクテル「ロナプリーブ」の実力は? 菅首相の唐突宣言で注目、新型コロナから国民を救えるのか 

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「重症化リスクを7割減らす新たな治療薬を確保した」――。27日の記者会見で菅首相は唐突にこう語った。新型コロナの新規感染者が過去最多を更新する中、「徹底して使用していく」というのだ。

 この新薬は中外製薬の抗体カクテル「ロナプリーブ」。2種類の中和抗体をブレンドし、点滴として軽症・中等症の患者に投与する。治験では肥満や高血圧など重症化リスクの高い患者に1回投与すると、入院または死亡リスクが約7割減ったとされる。

 政府はこの新薬を20万回分調達する予定で、すでに7万回分を確保。医療機関に無料で配布を始めたという。

 このロナプリーブ、1本10万円以上という声もある。もちろん、患者の負担はゼロだ。しかし、投与してもらえるのは、限られた感染者になる可能性がある。

「1回の点滴で効果が出ますが、ワクチンのようにどこでも投与できるわけではありません」とはハーバード大学院卒で近著に「元WHO専門委員の感染症予防BOOK」(三笠書房)がある医学博士の左門新氏だ。

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