著者のコラム一覧
大岡玲作家

1958年生まれ、東京外大卒。「黄昏のストーム・シーディング」で三島由紀夫賞。「表層生活」で芥川賞。小説執筆の他に書評、美術評論、ワインエッセーなど幅広い分野で活躍。「本に訊け!」「男の読書術」「新編 ワインという物語 聖書、神話、文学をワインでよむ」などの著作がある。東京経済大教授。

【憲法というフィクション】国民は政治家にいつ権力を信託したのか

公開日: 更新日:

 現行憲法、すなわち「日本国憲法」に対しては、改憲派を中心にさまざま批判がなされている。第九条の不備を論じたり、アメリカに押しつけられたものだと難じたりといろいろだが、左派右派問わず割合広く共有されている批判は、前文を筆頭に条文全体が悪文だ、というものだろう。読むと、たしかにごち… 

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