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田中幾太郎ジャーナリスト

1958年、東京都生まれ。「週刊現代」記者を経てフリー。医療問題企業経営などにつ いて月刊誌や日刊ゲンダイに執筆。著書に「慶應幼稚舎の秘密」(ベスト新書)、 「慶應三田会の人脈と実力」(宝島新書)「三菱財閥 最強の秘密」(同)など。 日刊ゲンダイDIGITALで連載「名門校のトリビア」を書籍化した「名門校の真実」が好評発売中。

不合格になった筑附高受験生は「悠仁さまの合格」をどう見ているのか?

公開日: 更新日:

 この時と違い、今回はタイムリミットが迫っていた。お茶の水女子大附属高校には男子は進めない。早急に悠仁さまの進学先を決めなければならなかった。幸い、昨年10月、眞子さんもようやくゴールイン。大きな懸念事項もなくなり、提携校進学制度を活用することになったのである。だが、やはり違和感は否めなかった。ネットではあまり好意的ではない反応が少なくなかった。それだけではない。筑附高の受験者の中からも、疑問の声が出ているという。

■「提携校進学制度って何?」と聞いてきた甥

「甥が受験したのですが、釈然としない様子だった」と話すのは、自身は小学校から高校まで12年間、筑附に在学したOB。

「私は小学校からだったので、受験にプラスになるようなことはアドバイスできなかったのですが、どんな学校なのか、いろいろ説明してきました。自主性を重んじるいい学校だというと、ぜひ入りたいと目を輝かせていた。でも、結果は残念ながら不合格でした」

 模試などでは十分、合格圏内にあっただけに、この甥はひどくがっかりしていたという。

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