自維連立のヤマ場に経団連会長が“WTO詣で”で雑音…「事務局に引きずられ過ぎ」の声も

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政界通(以下=政) 経団連の筒井義信会長が、21日から就任後初の海外訪問へ出て、WTO(世界貿易機関)の事務局長に貿易紛争解決のための改革を求めた、と聞いた。ちょうど自民党高市早苗総裁が日本維新の会と連立を組み、どんな政策に合意するのかという重大な局面だった。そんなときに財界トップが日本を不在にしてもいいのかね?

官界通(同=官) 私も疑問だ。「トランプ関税」や中国の知的財産権侵害などで、貿易紛争を迅速に解決できる体制へのWTO改革への意見交換は大事だが、日本にいて自民・維新の政策協議に注文を付けるべきだった。

財界通(同=財) 同じ声は、経済界の重鎮にもある。ただ、前から決めていた訪問だけに、ドタキャンは失礼だと思ったのだろう。というより、筒井会長はどうも事務局が決めていく日程に引っ張られ過ぎているな。

 そうだとすれば「財界総理」の権威が泣くぞ。

 経団連事務局は久保田政一氏が2014年6月に事務総長になって12年目だ。彼が提案すれば、副会長を務める大企業のトップも自説を引っ込めると聞いた。事務総長の力が強過ぎることが、今回のちぐはぐさを招いたのではないか?

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