SNSユーザーは要注意!乗っ取り詐欺が「少数フォロワー」アカウントを狙う背景
「こんにちは オンラインインフルエンサープログラムのアンバサダーに立候補しているのですが、投票していただけますか?」
フェイスブックと連携する通信アプリ「メッセンジャー」を通して、知人のアカウントから来た怪しいメッセージ。返信をしてしまえば、自身のアカウントの認証コードが搾取される仕組みだ。これは、SNS乗っ取り詐欺の手口としては珍しくない。
しかし、かつては芸能人や経営者、インフルエンサーなど数十万、数百万のフォロワーを抱えた相手からのDMが定番だったが最近はフォロワーが数十人、数百人の知人アカウントから「応援」や「投票」を求めるDM被害報告が増えている。また、SNSでもフェイスブックユーザーを主なターゲットにしているという。
「フォロワー100人程度という知人の会社員のフェイスブックも最近、アカウントを乗っ取られていました」と話すのはITジャーナリストの井上トシユキ氏だ。
「フェイスブックなら、メッセンジャー機能を通してつながっている全員にダイレクトにメールできます。詐欺グループにとっても確実に乗っ取りメールをバラまけるので効率がいい」


















