リモートワーク中に大地震が起きたら…企業はどんな対策をしているのか

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 来月11日には東日本大震災から11年を迎える。最近は日本全国で地震が相次いでいるだけあって、より防災意識を持って過ごしたいところだ。経営・組織コンサルティングなどを行う「識学」の「企業の防災対策に関する調査」(直近1年間に平均週1回以上リモートワークをしている20~59歳の男女300人対象)を見ると、企業がどんな対策を行っているのかが分かる。

「自社の防災対策として行っていること」について聞いたところ、最も多かったのが「飲用水・保存食の備え」(63.3%)だ。次に「ヘルメットなど安全用品の備え」(63%)、「オフィスでの避難訓練」(53.3%)だった。多くのオフィスで一般的な防災グッズは準備されているようだ。

 しかしながら、事業を継続するためのデータ管理はできていないようだ。「重要情報のクラウド化」(18%)、「事務所の分散」(15%)などは2割以下。大規模停電やオフィス機器が壊れてしまった際の対策は課題だ。また、「リモートワーク中の防災対策はどうしているか」については、対策を「していない」(50.7%)が「している」(30.7%)を上回った。

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