プーチン大統領が送り込んだ「ゼレンスキー暗殺部隊」の正体 傭兵400人がキエフ入り
標的は要人23人
ロシアのウクライナ侵攻はやはり計算ずく、そしてトコトンやるつもりのようだ。攻防が続く首都キエフにプーチン大統領が暗殺部隊400人を送り込んでいるという。
標的はゼレンスキー大統領ら政府要人23人。英紙タイムズ電子版(27日配信)が報じた。
「斬首作戦」を察知したゼレンスキー大統領は「第1の標的は私」と公言。先週末以降、キエフには夜間外出禁止令が出され、掃討作戦が実施されているが、残党はまだ蠢いているもようだ。
タイムズによると、プーチン大統領は取り巻きのオリガルヒ(新興財閥)が運営する民間軍事会社「ワグナー」に指示し、1月中に2000~4000人の傭兵をアフリカからウクライナへ派遣。さらに、北隣のベラルーシを経由して傭兵400人をキエフ入りさせた。暗殺対象はゼレンスキー大統領を含む閣僚全員のほか、元WBCヘビー級王者のクリチコ・キエフ市長や弟の元3団体統一王者ウラジーミル氏らだ。
キエフでスタンバイする傭兵はクレムリンからのゴーサインを待っており、「数日以内の標的殺害と脱出」に対し、多額のボーナスが約束されているという。10年近い経済制裁で懐は厳しいはずなのに大盤振る舞い。プーチン大統領の本気度がうかがわれる。