旧統一教会の名称変更は“総理のご意向”か…認証前後「安倍首相×下村文科相」面会8回も
「文科相よりさらに上、官邸の意思が働いていた可能性もあります。安倍元総理が凶弾に倒れてから、旧統一教会との蜜月ぶりが次々と明らかになり、安倍氏本人が教団票を割り振っていたという証言も出てきた。政権に返り咲いた12年の総裁選で旧統一教会の幹部が安倍氏を支援したと明言しているし、恩義を感じた安倍氏が教団の悲願だった名称変更を下村氏に指示していても不思議はない。少なくとも、当時の役所の空気としては、大臣よりも官邸の意向を気にしていました」(文科省関係者)
名称変更の申請は2015年6月で、文化庁は同年7月に受理、同年8月26日に認証した。
当時の首相動静を確認すると、下村氏の名前は8回登場する。
6月12日 閣議後、山谷えり子国家公安委員長とともに安倍首相と会談。
6月22日 午後6時47分から7時3分まで安倍首相とサシで会談。
6月30日 午後2時26分から3時5分まで当時の山中伸一文科事務次官とともに安倍首相と会談。