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樋田毅ジャーナリスト

1952年生まれ。早稲田大学第一文学部卒。朝日新聞社会部で赤報隊事件を取材。著書に「記者襲撃」(岩波書店)など。「彼は早稲田で死んだ」(文藝春秋)で大宅壮一ノンフィクション賞を受賞。

(16)入会者150人の卒業後 霊感商法・マグロ畜養・世界伝道…教団が用意した世界で生きた

公開日: 更新日:
世界平和教授アカデミーの日本代表らも参加した世界大会(1968年、韓国ソウル市=旧統一教会資料から、提供)

 早稲田大学原理研究会(早大原研)の草創期の活動記録「播植十年」には、2人の息子が早大原研に入ったK氏の「特別寄稿」が掲載されている。

 仕事仲間に何げなく「長男が原理研究会で聖書を研究している」と話すと、「あんた、原理運動(へ)の世論を何も知らないのか」と問われたこと、次… 

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