一般家庭でなぜ? 米国の閑静な住宅街で手りゅう弾が爆発、子供2人けが

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 米インディアナ州の住宅で手りゅう弾が爆発し、男性1人が死亡、2人の子供がけがをする事故が起き、衝撃が走っている。

 同州レイク郡保安局によると、現場はシカゴ郊外にあるレイク・オブ・ザ・フォーシーズンズという閑静な住宅街のブライアン・ニーダートさん(47)宅。20日午後6時30分ごろ、ブライアンさんが18歳の娘、それに14歳の息子の3人で、祖父の所持品を整理していた際に、手りゅう弾が爆発したという。

 所持品の中から手りゅう弾を見つけ、誰かが安全ピンを抜いたとみられる。誰がピンを抜いたかなどはまだ明らかにされていない。

 ブライアンさんは駆けつけた医師にその場で死亡が確認され、手りゅう弾の破片でけがをした2人の子供は近くの病院に搬送された。

 それにしても、そもそもなぜ一般家庭に手りゅう弾があるのか?

 爆発物専門家のロバート・ライエンデッカー中佐によると、第2次世界大戦をはじめとする米国が参戦した戦争に出征した兵士が記念品として手りゅう弾を持ち帰るケースは珍しくないというからビックリだ。たいていの場合は、不活性化され、爆発する危険性はないというのだが……。

 同郡保安局は、2人の回復を待って事故の経緯を詳しく調べる方針だ。

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